離婚と一口に言ってもいろいろな離婚があります。
熟年離婚という言葉も耳にしたことはあってもそもそも熟年離婚ってどのような離婚を指すのか、ご存知ですか?
熟年離婚とは、長い結婚生活を送ったのちの離婚のこと。この場合の「長い」とは一般的には20年以上とされています。
そして、「熟年離婚」=「熟年者の離婚」と思っている人も多いかもしれませんが、決してそうではありません。
例えば、55歳で結婚して65歳で離婚しても結婚生活は10年なので「熟年離婚」とは呼びません。
あくまで結婚生活の期間が熟年の基準になります。実年齢が基準ではありません。
熟年離婚は、これまでは妻から旦那に三行半を叩きつけるケースが圧倒的に多かったのですが、旦那から妻への三行半も最近は増加してきています。あなたのご主人は大丈夫ですか?
参考記事:旦那から離婚宣告を切り出されたら?あなたが返すべき言葉はこれ!
コンテンツ
夫からの熟年離婚の原因トップ10
それでは、熟年離婚を望む夫から、離婚を切りだす場合の原因のランキングを見ていきましょう。
1位 性格の不一致
2位 妻の浮気
3位 嫁の親と合わない
4位 妻の浪費癖
5位 性生活
6位 精神的な虐待
7位 育児や家事の放棄
8位 別居
9位 家庭をかえりみない
10位 病気
なるほどと思うものから意外に感じるものもあるかもしれませんね。それでは一つずつ見ていきましょう!
性格の不一致
性格が一致しないとはどういうことか。これには実はいろいろな意味を含みやすいため、離婚原因のトップに来ています。
中には夫自身の浮気を隠すために使うこともあるので、この言葉がでたら裏に隠された真の意味を問うべきです。
参考記事:性格の不一致で離婚?離婚したくないのに離婚を切り出された妻へ
妻の浮気
自分の浮気は許してほしい男性も、妻の浮気となると許せないと思うもの。
誤解なら解くべきですが、言い訳のできない状態ならば離婚を請求されるのも致し方ないと言わざるを得ません。
嫁の親と合わない
結婚すること自体を親に反対されたご夫婦や、結婚後の付き合いの中で嫁の親とそりが合わなくなってくることが夫の離婚したい気持ちの引き金になることがあります。
特に子供を持つと嫁の実家に頼ることが増えるご家庭も多いもの。
嫁にとっては心強い存在である親も夫にとっては煙たい存在、という関係性だと先々大変なことが待ち受けています。
可能な限り、親戚関係との付き合いは良好な状態を保つことが離婚回避、夫婦円満の秘訣の一つです。
妻の浪費癖
これは専業主婦に対して思うご主人が多い原因。お金の使い方というのは中々変えられない。なぜなら生活スタイルそのものを変えないとお金の使い方も変わらないからです。
生活スタイルを変えるにはよほどのことがない限りはそうそう変わりません。
きれいな妻でいてほしいけれど、美容にお金を使いすぎる妻には納得がいかないなど、夫の方でも矛盾のあることはありますが、金銭感覚の不一致も離婚につながる可能性があるのです。
性生活
結婚しているから、寝室が一緒だからといって夜を一緒に過ごしたいかどうかが夫婦で必ずしも一致するとは限りません。
疲れているから、子供と過ごすから、いろいろな理由でお断りをする日もあることでしょう。
致し方ない面があるにはあるのですが、これが度々だと断られた夫としては自分自身を拒まれたような気持に陥り、結婚していることに意味が見いだせないと感じ始めます。
夫との結婚生活が続くことを望むのであれば、夫婦二人の時間を大事にすることも必要なことと言えますね。
精神的な虐待
あなたにはご主人を傷つけるつもりがなかったとしても、つい口に出てしまった本音が夫をいたく傷つけることは想像ができますよね?
例えば「この安いお給料何とかならないかしら」「残業やらゴルフやら家庭をなんだと思ってるのかしら」「役立たずなんだから」というようなことを不用意に声に出してしまっていませんか?
心の声はあくまで心の声として(笑)、夫の耳に不用意に入れるべきではありません。
妻として注意してあげなくちゃとおもっての発言が夫にとってはモラハラに思えることもあるのです。
加齢臭や口臭は他人は指摘しにくいものとあなたが注意すること自体は間違いではありません。でも受け取り手が傷つくような一方的な言い方は逆効果。
親しき中にも礼儀あり、を忘れずに過ごすことを心がけましょうね。
育児や家事の放棄
共働きのご家庭も多く、イクメンという言葉もある昨今、育児や家事を100%女性のみでこなすというのは時代錯誤な話です。
ですが、やはり女性が主軸になってこなしているご家庭がほとんどでしょう。
そんな中、事情はいろいろあるにしても育児や家事を手抜きしている、放棄しているとご主人が感じたとすればこれはよろしくない。
誤解であれば説く努力をすべきです。
離婚したくないと思うのであれば、今からでも育児や家事にきっちり向き合いましょう。
別居
別居のきっかけがなんであれ、例えば親の介護や転勤などがきっかけであったとしても、そのきっかけがなくなった後も同居していないとなると、民法で定められている夫婦の同居義務に違反しているとみなされ、離婚原因として裁判でも争いやすくなります。
いずれ離婚でもいいと思っているのならともかく、婚姻継続の意思があるのならば、別居期間をいたずらに長くするべきではありません。
家庭をかえりみない
自分の趣味や仕事を優先してばかりいると、結婚している意味がないと夫に感じさせてしまいます。
自分のことと家庭や夫のことのバランスを取りながら生きていく必要がありますね。
相手への思いやりと感謝の気持ちを忘れないようにするとうまく回っていきますよ。
病気
好きで病気になる人はいませんが、この場合は精神を病むことも含まれています。
完治しにくいものほど、夫の手に負えないと思わせてしまいます。
心身ともに健康であり続けることが幸せの源といえます。
まとめ
熟年離婚は定年後の夫を疎ましく思う妻が切り出すものがほとんどであったのが、最近は夫から切り出すことが増えてきているというこの事実。
その裏に何があるのかは次の記事で解明していきます。
まずは夫が離婚原因ととらえそうなところを把握し、自分の毎日を振り返ってみてください。
そして改善できるところは早速今日からでも取り組んでいきましょう!
大丈夫、あなたは幸せでる権利があるのです。誰に遠慮もいりません。あなたの未来に向かって突き進みましょう!
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