夫とは離婚はしたくない、でもしばらく離れて暮らしたい、あるいはちょうど単身赴任することになったら夫婦仲が疎遠になったなどなど、様々な理由で今現在同居してないご夫婦。
この先にあるのは離婚なのか、元のサヤなのか?
つまり今の別居状態は冷却期間なのか、離婚への準備なのか、また夫婦双方で同じ気持ちでいるのかどうかで今後離婚が回避できるかどうかが決まってきます。
復縁に成功する人と成功しない人がいるのはなぜなのか、その背景を見ながらあなた自身の問題解決に生かしていきましょう!
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別居中だけど離婚したくない、その背景とは?
義務と現実
夫婦には「夫婦同居義務」というものがあり、基本的には一緒に暮らすことが義務とされています。
そうは言っても仕事の都合で単身赴任していたり、親の介護などの必要があって一時的に別居しているというご家庭も少なくありません。
ただこれらのように必要があっての別居はあくまで一時的なもの。
その必要な事柄が終わればまた同居するのが前提の別居です。
だから単身赴任が終われば、親の介護が落ち着けば、また同居するけれど、今だけ暫定的に優先したい事柄のために止む無く別居しているわけです。
ですが、片方あるいは双方が離婚したいという気持ちがあっての別居となるとどうでしょう?
再び同居するきっかけが得にくいということもあって、そのまま離婚へと話が転がりやすい状態と言えます。
もしあなたが離婚を望まないのに今現在別居しているとしたら?夫婦関係修復の可能性があるかどうか、冷静に考えてみましょう。
夫と別居中だけど、離婚はしたくない?
夫となぜ別居中になったかというところから見ていきましょう。
- 夫が勝手に出ていった。
- お互い頭を冷やそうと勢いで別居してしまった。
- 家族の仲は悪くないが、同居の親との折り合いが悪く別れて暮らしている。
- 仕事のせいで平日だけ別居してるはずが週末も帰ってこなくなった。
などなど、別居に至った理由はそれぞれだと思います。
この時、妻の方に離婚を前提とする気持ちがない別居のスタートであったならば、別居が離婚への前段階とはちらとも思っていないわけです。
ところが、夫の方はどうでしょう。同じ気持ちでいれば話は早いのですが、妻とは全く違う考えを持っているとややこしいですね。
5年間別居している事実を作って離婚に持ち込もうとしているかもしれませんし、離婚できなくても同居は絶対ごめんだと思っているのかもしれない。
これは想像していても仕方がないので夫に直接聞いて確かめることになります。
つまり、例え別居中であっても連絡が取れる手段はキープしてほしいのです。
同居している時ほど密にはコミュニケーションが取れませんが、相手の動向はある程度把握できる状態でいることが望ましいです。
そして、あなた自身がなぜ離婚したくないのか、というところも自分で把握しておきましょう。
- まだ夫が好きだから離婚はあり得ない
- 夫に自分に対する気持ちがないのなら別れてもいいとは思うが心細い
- 経済的に生活が成り立っていくのか心配
- 養育費などの条件面が整うまでは別れない
などなど、様々な背景のもと、離婚に応じる気はない、早く関係を元通りに修復したい、そう思っているのなら、それを夫に伝えていく必要があります。
まずはお互いの気持ちをすり合わせていく必要があるわけです。そのために夫の気持ちと自分の気持ちを把握しておくようにしましょう。
別居から修復への道のり
別居と一口に言って様々な背景を抱えた別居があり、それぞれに温度差があることがお分かりいただけたことでしょう。
自分達の別居がどういうものか客観視出来た後は、離婚したくないと思っているあなたから修復への流れを呼び込むようアクションを起こす必要があります。
まず決してしつこくしないこと。
相手に多少なりとも別れたいという気持ちがあるのであれば、その気持ちを一度でひっくり返すことは不可能です。
ましてや、「またその話題か」と嫌がられてはそもそものスタート地点につけないことになります
。話を早く進めたい気持ちはぐっと抑えて、修復への話はさらっと時々話題に出す程度にしましょう。夫の顔色を見て少しずつ割合を増やしていけばいいのです。
違う切り口から攻めること
離婚の話を毎日持ち出すのはお互いにとって楽しいとは言い難いですよね。
例えばさりげなく将来の話、5年後や10年後の話を一緒にいる前提で話してみるとか、子供の成長を想像させる話をするなど、別れずにいればどうなっているか思い描けるような話をさらっとしてみるのも夫の思考を揺さぶるのに有効と言えます。
何しろ別れたいと思っている気持ちを180度転換させたいわけですから、時間をかけて様々な方向からアプローチするつもりでのぞむとよいのです。
デメリットとメリットをさりげなく伝えること
離婚した場合のメリットとデメリットもさりげなく話題にしましょう。
これも話の次いでのようにさらっと触れる程度にとどめましょう。今払っているローンがどうなるのか、介護が必要になったらどうなるのか、子供が結婚するとき、孫ができた時などなど。いろいろな揺さぶりをかけてみましょう。
まとめ
長い結婚生活の中では、揉め事やトラブルなしでは済まないもの。
それを乗り切るのか、別離へ向けて舵を切るのかは実はあなた次第と言えます。
なぜなら離婚は片方の意志だけでは成立しにくいものだから。
離婚したくないという思いがあるのであれば、なるべく別居しないこと、もし別居せざるを得ないのであればそこからどう修復していくのかを考えることです。
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