夫から離婚を切り出されて心細い思いをしているあなたへ
ご主人からの急な離婚話にさぞ驚かれたことでしょう。なぜ別れたいのか、私はどう返事をしたらいいのか、明日からどうやって生きていくのか、パニックに陥ってもおかしくない現状ですよね。
今までの生活が離婚したらどう変わるのかと思うと、不安で心配でやり切れないことでしょう。
こんな要求はのむわけにはいかないとも思えるでしょう。
でも夫の態度、あなたへの冷たい対応を見ていると気持ちが萎えますよね。
昨日までは「絶対別れない」と思っていたのに、今日になると「別れた方がいいのかもしれない」と思えてきたり、1時間前までは「別れたくないわ」と思っていたのが、いまは「別れるべきなのかしら」と悩んでいる。
まるで猫の目のように気持ちが変わっていっているのではないでしょうか。
一体どれが本当の自分の気持ちなのかわからない、という状態も不思議ではありません。こんな気持ちに陥っている時、次のステップへ進むために一体どうしたらいいのでしょうか?
参考記事:旦那から離婚宣告を切り出されたら?あなたが返すべき言葉はこれ!
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迷いがあるのは当然のこと
自分の気持ちがわからない、どうしたらいいんだろう、自分がどうしたいかを決めなきゃいけないのに決めきれない。
夫は毎日のように離婚を要求してくるけれど、とてもじゃないけれど話し合う気力すらない、話したとして話をどうまとめたいのか自分でもわからない。
「別れるでもやり直すでもなく、本当の気持ちはまだまだ迷っている。とてもこんな短期間で決められない」と、ご主人に素直にこう伝えてみてはどうでしょうか?
本当の気持ちは、離婚したいのか結婚生活を続けたいのか、どちらも選べない、迷っている。それがあなたの素直な今の気持ちではないでしょうか。
別れるもやり直すも、どちらかの選択がスパッとできればいいのですが、やはり迷う。
何度考えても結論が出せない。どちらを選択しても、大変なことばかりが思い浮かぶ。だから選べないし、決められない・・・。
それが、あなたの正直な気持ちなのです。今は迷っている状態、なのです。
急いで感情を走らせて無理やり離婚を決めるよりも、危機を乗り越え、反省や信頼を取り戻して修復をした夫婦に訪れる幸せは格別です。
どちらへ心が決まるかはわかりませんが、不安なことばかりではないかもしれませんよ。今は不安ばかりに目がいくでしょうが、ちょっと視点を変えて考えられるようになるといいかもしれません。
迷いを自信に変える
迷っている自分の気持ちに正直に向きあう時間を取りたいとご主人に伝えたあと、あなたがまずすることは、迷いを無理やり封じ込めることではありません。本当はどうしたいのか、自分にとっての幸せは何なのかを考えることです。
人の幸せではありません、あなた自身の幸せです。
ご主人にもたれかかってしか得ることのできない幸せではなく、あなた自身が精神的に自立をした状態で感じることのできる幸せとは何でしょうか?
そのためにはまず、自分中心に考えるように、今まで夫や家族を優先して自分の思いを封じ込めていたかもしれませんが、その生き方を、考え方を見直す時期に差し掛かったのだと思いなおして、ぜひ自分と向き合ってみてください。
以前、ほかの記事で妻であるあなたが精神的に自立をして変わることで、ご主人が変わるということを書きましたが(性格の不一致で離婚したくない妻が実践する、離婚したい夫の操縦術!)、ここに一つ落とし穴があるのです。
まじめなあなたの心理を順を追って考えてみましょう。
「夫から離婚を切り出される」
↓
「やり直したいので、自分が変わろうと夫好みの妻になろうと頑張る」
↓
「離婚回避への第一歩となり夫とも仲直りできるはず」
という心理になりがちです。
夫のために自分を変えようと思うのでなく、自分のために、本来の自分に戻ってほしい、夫にもたれかかって生きていた自分とはさようなら、精神的に自立したあなたへ生まれ変わってほしい、私はそう思っています。
そこから迷いなく、次のステージへ行けるようになるはずだからです。
でも、「夫の離婚への思いを変えるために、まず自分が変わろう」という意識があるということは、「私が変われば夫も変わるだろう」という叶うかどうか不確定な期待を持っている、ということが言えます。
この期待が必ず満たされるという保証はないにもかかわらず、そこへ向けて一直線に頑張ってしまいます。
「変わるのは自分のためであって、夫のためではない」ここを間違えないで欲しいのです。
心のどこかで夫を変えるために自分が変わるんだという意識があるということは、精神的にまだご主人を頼りにしている思いの表れなのです。
彼がいなくても大丈夫なあなたにならないと、ご主人はあなたの言うことに耳を貸してくれません。
誰のためでもない、自分のために変わってほしいのです、その先に何が待っているか。
自分のために、という発想で動けるようになってきます。
今まで億劫だった家事も自分がハッピーでいるためにしようと思える、家族を愛おしいと思う心の余裕が生まれる、いろいろなことが自分がやりたくて自分のためにしていることなので、夫や周りの人の反応は二の次三の次になるはずなのです。
まとめ
さあ、ここまで来たら次の段階です。
ご主人のためにご主人が喜ぶんだったら離婚してあげてもいい、これが夫にしてあげられる最後のことだから、と考えてみてください。
「彼を手放せるくらい愛せますか?」っていう言葉をご存知ですか?
そのくらいの覚悟を一度してみて欲しいのです。とは言っても、それはとても辛いですよね?無理!できない!って思いますよね?
でも精神的に自立をしているということは夫と寄り添っていなくてもあなたらしく生きていける、ということです。時間をかけていいので、この境地にまで行って欲しいのです。
もう一度言いますね。自分を変えるのは自分のため。
自分がより笑顔になり、愛にあふれ、楽しく前向きに生きていける毎日。ほんとうの自分を取り戻して生きるために、自分を変えるのです。
そして、ここまで自立した自分になった今、もう一度離婚問題を考えてみてください。あなたの中の迷いはなくなっているのではないでしょうか?
あなたの手であなた自身の幸せをつかみ取ってください。応援しています!
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