「子はかすがい」とはよく耳にします。
子どもがいれば離婚しなかったという話も聞いたことがあるでしょう。
では、子供がいて離婚をご主人から切り出されたとき、子供がいることを理由に離婚を拒否すれば、その離婚話は立ち消えになるのでしょうか?
いえいえ、かえってご主人の気持ちを一気に離婚へと向かわせてしまう可能性もある言葉だと認識しておかないと取り返しのつかないことになりますよ。
よくよく使う場面を考えなければいけない言葉なのです。
参考記事:旦那から離婚宣告を切り出されたら?あなたが返すべき言葉はこれ!
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子はかすがい?
子はかすがいの意味
「鎹(かすがい)」とは、材木と材木とをつなぎとめるために打ち込む、 両端の曲がった大きな釘のことを指します。
つまり「子はかすがい」とは夫婦仲がどんなに悪くても、子供への愛情のおかげで夫婦の縁を切らずにつなぎとめていられるということ。
子供が夫婦の縁を保ってくれるということのたとえです。
子はかすがいの実例
例えば、
- 子供がいるおかげで夫婦喧嘩が収まった時
- 子供が生まれてから夫婦仲が良くなった場合
- 子供が生まれたおかげで実家との折り合いが良くなった場合
などなど、子供の存在のおかげで夫婦に亀裂が入りかけていたのを防げたとか、家庭内の雰囲気が改善された、孫可愛さに嫁への風当たりが良くなったなど、いい方向への転換が図れたことなどが挙げられます。
子供の笑顔、存在感。この子を幸せにしなければという親としての自覚や、その我が子の親であるということで相手への慈しみの気持ちが生まれるからこその結果「子はかすがい」ということになるわけですね。
子どもを理由に離婚拒否することの有効性
子供をかすがいにしていいのか
では、「子はかすがい」なので夫婦の仲をつなぎとめる手段として、夫から離婚話が出た際にも子供のために離婚したくないと妻が訴えることは効果があるのでしょうか?
答えは…
離婚を拒否する一番の理由としては訴えるべきではありません。
もちろん、離婚を拒否する理由の中に理由の一つとして入れるのは大事なことですし、あなたが離婚したくないという思う気持ちの中では「子供のためにも離婚は避けたい」という気持ちが大きいかもしれない。
でも、これを一番の理由として離婚拒否するのは間違っています。
「え?子はかすがいという話をしておきながら、子供で旦那をつなぎとめようと考えるのはおかしいというのはどういうこと?」って思いましたか?なぜだかわかりますか?
子はかすがいではあるけれど、それより優先すべきこと
それは、子供の話の前に、まずあなたと夫との関係性に着目するべきだからです。
子供がいることが夫婦間のトラブルになっているのなら、子供の話からするべきです。
が、ほとんどの場合、夫と妻との関係性をまず見つめなおすべき状態のはずです。
だからご主人が離婚を切り出して来たのではないですか?
となると、まずはその原因に対してのアクションが必要です。
ご主人もお子さんへの影響を考えつつ、それでも離婚したいと切り出してきているはずなのです。
参考記事:夫が子供がいるのに離婚したいと言い、離婚の危機を迎えたら?離婚回避するための方法
夫婦関係を見直そう
夫から離婚を切り出されたお子さんのいる家庭。まず考えたいのはお子さんへの影響です。
これはもうダメージを最小限に押さえたいですよね。
では一番最初にお子さんの話をすべきなのかというと、順番的には最初の話題にすべきではないです。
一番最初に話したい気持ちはわかります。一番大事なところですからね。
でもご主人はお子さんがいることがいやで離婚したいと言っていますか?
あなたと夫婦を続けていくことにNOと言っているのではないですか?
であれば、まずはあなたとご主人の関係を立て直せるのかどうか、を一番に考えるべきです。
お子さんのことは夫婦関係が修復できるかどうかの話の後で話すことになるでしょう。
夫が離婚したい本当の理由とは?
そもそもご主人が離婚したいと言い出した原因は何ですか?
正直に理由を話したと思いますか?浮気など、あなたに原因を言いにくくて事実を捻じ曲げて伝えている可能性もありますので、夫の言うことを鵜呑みにせず、夫の言う理由の真偽を見定めるようにしてください。
残業や休日出勤、出張が増えてはいませんか?携帯を肌身離さず持ち歩いていませんか?
金遣いに変化があるようではありませんか?顔色はどうですか?仕事の責任が増えてストレスが溜まってはいませんか?食欲は?睡眠は?いつもとの違いを観察してみてください。
もし、いつもとちがう、おかしいと思うことがあれば、心配だからと話題にしてみましょう。
間違えてもストレートに「浮気してるんじゃないでしょうね」などと言わないように。
「最近帰りが遅いけどお仕事忙しいの?」「夜よく眠れてる?体調は大丈夫?」などのように、妻として夫を労わるというスタンスで夫の反応を見ましょう。
ここでうろたえたり目を合わせずに返答するようでは浮気の可能性を考えたほうがいいでしょう。
本当に日々の仕事に追われ疲弊している中で、あなたへの幻滅などがあっての離婚の申し出ならば夫の方も離婚を特別急ごうとはしないもの。
もし、いつまでに離婚届を書くようにとか、いつ家を出ていってくれるんだなどと急かすようであれば、これまら女性にせっつかれている可能性があります。
正面切って浮気してますという夫はいないので、いざという時のために証拠集めをしておくと離婚するしないにかかわらず、あなたに有利ですので、プロの手を借りるのも一案。
それに抵抗があるのであれば、ご自分でGPSを使って夫の行動のチェックをするのもいいでしょう。
夫婦関係の修復に向けて
夫の離婚したい本当の理由を知って、その上であなたがやはり離婚したくないと思うのであらば、関係の修復へ向けての方策を取りましょう。
修復へ向けてあなたが動くときにお子さんのことも話題にしてみましょう。
お子さんへの影響を最小限にしたいと伝えましょう。
夫といい関係でいたい、その環境で子供を育てたいと、子供ありきではなく、ご主人との関係がまずあっての過程であるという考え方を伝えるようにしましょう。
夫婦関係の改善には会話をよくすること、スキンシップを増やすこと、家庭の雰囲気を明るく保つ努力をすることなど、あなたが能動的にできることがたくさんあります。
ぜひ夫婦仲改善のためにご自分のお手入れも怠りなくしましょう。
いつもより身だしなみに気を遣う妻の姿に、夫ももう一度やり直そうと思うかもしれません。
そのためにいつもと違うアイテムを使ってみるのもお勧めですよ。
女に磨きをかけてご主人を振り向かせる意気込みでお手入れしましょう。
女はきれいを手に入れると自信がつくもの。自信がつけばいろいろなことが好転しますよ。
まとめ
「子はかすがい」という表現は結果論で言われるものと認識した方がよく、夫婦仲で揉めている時に子供のことを持ち出すのは、あなたと別れたいと思っている夫の感情を逆なでする事態にもなりかねません。
この言葉を持ち出すタイミングには十分注意を払いましょう。
そして夫との関係修復に、必要ならば探偵も使うし自分磨きもしましょう。
何が一番効果的か。それはあなたが今までの夫との時間の中でつかんでいるはずです。
夫はあなたに何を一番期待しているのでしょう。
あなたの中の母性を必要としているのか、女としての要素を必要としているのか、友人のような理解を必要としているのか。
夫との関係性、揉めごとの原因から最も効果的な方法でアプローチしましょう。
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