子供がいるのに夫から離婚したいと言われたら、あなたはどう返事をしますか?
子供のために、自分たちのためにどうするのが正解だと思いますか?
現状と子供への思いと、考えるべき点を列挙して総合的に判断をするべき問題です。
恋人と別れるようにはいきません。時には双方の実家を巻き込んでの相談も必要になってくることでしょう。
ここは冷静になって落ち着いて考えなければいけません。
どういう選択肢があり、それぞれのメリットとデメリットを考えたうえで結論を出すようにしましょう。
参考記事:旦那から離婚宣告を切り出されたら?あなたが返すべき言葉はこれ!
コンテンツ
子供のためにできること
離婚しない選択
両親が離婚するかもしれない、ということは子供をとても不安な気持ちにさせます。揺らぐことがないと思っていた生活の基盤がなくなるかもしれないのです。なんとも不安で心細い気持ちになることでしょう。
中には食欲が落ちたり、睡眠不足になったり、勉強に集中できずに成績が下がるなど、はたからも何か変だと気づかれるほどのダメージを受ける繊細なお子さんもいます。
子供がいて夫が離婚を望むようなら、こうした子供への影響について十分に話合いをし「子供が成長するまで離婚は避けるべき」と夫が決断するよう水を向けましょう。
あなたが押し付けた形になると「本当はあの時に別れたかったんだ」と後々揉めるもとになりますので、あくまで二人で話し合った結論としてとらえられるように。
そして、子供が成人するまでなのか、学校を卒業するまでなのか、夫婦を続ける期間を決め、そこまでのルールも一旦決めてしまうといいでしょう。
もちろん臨機応変にルールを変える柔軟性があれば言うことはないのですが、夫が別れたいと思っているのを引き延ばす形なので、一応のルールは決めたほうがいいのです。その間に妻であるあなたもその先の準備をすることができます。
同居のままで生活できそうか、別居したいのか、学費や習いことなど今まで通り支払えるのか、生活を何一つ変える必要はないのか、などなどです。
細かいことも気になったらきちんと話題にしておくことが望ましいです。多分こうなるだろうと思って放っておくのはよくありません。
離婚を思い止まるには充分な理由となるのがお金の問題、夫が軽はずみな気持ちで離婚するのを避けるためにもお金のこともよく話し合っておくべきことの一つといえるでしょう。
細かい話をしていく中で、ここまでして別れたいと思ったのはなぜだろうと夫が離婚を切り出したこと自体を考え直すきっかけになる可能性もあるのです。
まずは目の前にいる子供への負担を考えて、そこを最優先に期間限定での夫婦生活維持を心がけましょう。
その時、夫を責めたりせず、現状維持に同意してくれたことへの感謝を言葉と態度で示すようにしましょう。
離婚する選択
子供への影響を思うと離婚は選択したくないけれど、あまりに夫婦関係がこじれてしまって修復の可能性が低い場合はどうでしょう。
時間をかけて夫婦での話し合いを持ち、別れない方向へもっていくことも可能性としてはゼロではありません。
可能性はゼロではありませんが、揉めている両親の姿を長い期間子供に見せることを思うと、いがみ合う夫婦のもとで育つことが果たして子供にとって幸せなのだろうかという思いが頭をよぎることでしょう。
顔をあわせると言い争いになってしまい、家庭の雰囲気が暗く冷たい状態が続いているようであれば、それは子供にも良い環境とは言えません。
子供なりに小さな胸を痛め、傷ついてもいることでしょう。
離婚してもしなくても親は親、と思えるのであれば、子供への影響を最優先して離婚を選択するというのも時によっては必要な決断なのかもしれません。
どうしても避けれらない事態であるとの判断が下されるのであればそれも致し方ないことででしょう。
夫婦二人だけの問題で終わりではないと言ところをゆっくり慎重に考え、できるだけ冷静に話し合えることを願ってやみません。
そして、もし別離を選択せざるを得ないとなった場合、ほとんどの離婚は母の方に親権が行き、父親とは疎遠になる傾向になりがち、つまり子供とは会いにくくなることが多いんのだということも、事実の一つとしてさりげなく申し添えることをお忘れなく。
まとめ
親として子供を養育していくうえで一番大事なことはなんでしょう?
愛情、お金、環境、何を整えてあげたら子供は幸せに育ちますか?
もちろんすべて揃っているのが理想ですが、現実は中々そうもいきません。
それぞれの価値観の中で、優先順位を決め、子供への負担がなるべくない中での夫婦関係というものを考えてみてください。
自己主張ばかりのご夫婦のもとで育つ子供のことを冷静に考えてみましょう。
お子さんが生まれた時の感動、決意、将来への展望。
それらを思い出したとき、目の前の現実との差に愕然とするかもしれません。でも気づいたのなら遅くありません。
お子さんのため、夫婦関係を見直し、可能なら関係改善のための努力をし、それが叶わないなら他の道も考える。
人生、何が起きても解決できない問題はありません。
誠心誠意子供と夫と向き合いましょう。そこから逃げなければ、あなたの人生は大丈夫です。
何も心配せず、自分の信じる道を歩いて行きましょう!
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