「子供もいないことだし、別れてくれないか?」
子供がいないということは、子供を持つ夫婦よりも別れやすいもの?
子供がいようがいまいが、離婚しやすい結婚なんてあるのでしょうか?
子供がいないからこそ夫婦の絆を大事にしてきたのに、というご夫婦もいれば、子供がいないことも手伝って一緒にいる意味がないほど、夫婦それぞれバラバラに毎日を送っているというご夫婦もいるでしょう。
いろいろな夫婦の形がある中で、やはり離婚を切り出すというのは夫にもそれなりの言い分や思いがあるはず。
まずはその言い分をじっくり聞いて解決策を練ることとしましょう。
参考記事:旦那から離婚宣告を切り出されたら?あなたが返すべき言葉はこれ!
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子なし夫婦が離婚を話し合う背景とは?
恋愛のドキドキを妻以外の異性に求める
三年目の浮気という言葉がある通り、実は”結婚3年目かつ子なし夫婦”の離婚率は60%に上るとも言われています。
子供がいないことでいつまでも恋人気分でいた夫が、ふと妻への恋愛の熱が冷め、ときめきを求めてほかの異性に心を奪われる。
その結果、離婚をしたいと妻に切り出す。
単純に考えるとこの夫は3年ごとに離婚をすることになるのでしょうか?
いえいえ、結婚とはそう簡単に別れられる制度ではありません。
恋愛の賞味期限は3年であっても、結婚生活は死が二人を分かつまで続けるつもりでいるものです。
子供がいないからと言って結婚生活を簡単に考えるというのはおかしな話と言えます、が、現実にはこういった形で離婚話に発展するご夫婦が多いのも事実です。
子供を持つか持たないかで意見が分かれる
結婚後しばらくは夫婦二人の生活を楽しみたい、そう思っていたとしても結婚して三年ほど経つと周囲からも「お子さんはまだ?」と聞かれることが増えてくることでしょう。
実の両親から言われることもあれば、心ない上司やご近所さんから言われることも。
また当の本人たちもそろそろ子どもが欲しいなぁと思い始める時期でもあるでしょう。
自然に任せてできないのであれば、不妊治療をするかしないかの相談を持つご夫婦もあることでしょう。
その時に意見が分かれたことがきっかけで離婚話に発展することも起こり得ます。
子供を持ちたいのか持ちたくないのか、自然に任せるのか不妊治療をするのか、はたまた日本では少ないことですが養子を迎えてでも家族として生きていきたいのか。
夫婦二人で互いの思い、価値観をぶつけ合うことになるでしょう。
その際、相手を思いやれないような本音が垣間見えたり、どうしても譲れない価値観があったり、夫婦には大きな試練となります。
これを。二人で手を携えて乗り切るのか、埋めようのないほどの溝ができてしまうのか
子供にまつわる問題は子供のいない夫婦の間でも十分揉めるきっかけに成りうるのです。
新婚当初はさほど重要に考えていないご夫婦が多いですよね。
子は授かりもの、そのうち、いつか。そう、結婚すればいずれ子供が生まれるという前提がなんとなく世間一般に浸透していますよね。
それが子供を持てない、あるいは持たないという状況に直面した時、様々なことに向き合うことになるわけです。
結婚前と考えが変わることもあるでしょうし、とても繊細な問題だけに一度溝ができるとそれが大きな亀裂にもなりかねないというわけです。
将来が見えてくるからこその離婚話
夫婦二人での老後を考えた時、現実を考えて離婚を考える人もいます。
子供がいれば、いずれ孫ができるかもしれない、子供や孫のライフステージに合わせてにぎやかな人生だろうなどと想像する向きもあることでしょう。
それが家族はずっと増えず、この先ずっと夫婦二人と思った時に、急にいろいろなことが現実味を帯びて迫ってくるように感じます。
いずれ老々介護になるのか、二人でホームに入るのか、どちらか一人になった時のために先々のことを誰に託すのか。
そう考えていったときに、夫婦でいる意味を見出せずに別離を夫が口にする、ということもあります。
妻に頼ってほしい、男として立ててほしいと思っている夫ならば、仕事を持ち社会人として頑張る妻の人生に、自分の居場所を見いだせないことも影響しているでしょう。必要とされない虚しさ、寂しさ。
また、早く決断すれば、別のパートナーと子供のいる人生が送れるかもしれない、そう考える人もいます。
目の前のパートナーとまだ見ぬ子どものどちらが大事なのか。人それぞれとはいえ、子供がいないことが離婚につながる、妻が仕事をしているから別れても問題ないと考える。
女性からしたらなんとも乱暴な理論ですが、夫の方は大まじめに考えていたりするのです。
まとめ
子供がいないのは寂しいことかもしれないけれど、いつまでも夫婦二人で恋人のように暮らしてける、そう思っていた矢先に離婚話。
しかもその理由が子供がいないことによる理由だと、妻であるあなたとしては打つ手がないように感じるかもしれません。
でも、別れたくない、という思いがあるのなら如何に夫婦仲を修復していくのか、慎重に前向きに考えていく必要があります。
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