テーマが何であれ、夫婦の話し合いがうまくできているというご夫婦は実はあまり多くないものです。
日本の夫婦は日常の忙しさも手伝って、会話の時間が短い。特に平日は延べ1時間も話していなかったりします。
事務連絡のような会話しかしていないご夫婦にもし離婚の危機が訪れたとしたら?
必要を感じても普段からうまくできていない夫婦の会話を、急にうまく進めることができるものでしょうか?
答えはNOです!
日常会話が多い夫婦ほど別れないと言われているように、コミュニケーションの取れているご夫婦には危機は訪れにくいもの、逆に日常のコミュニケーションに問題を抱えているご夫婦は危機に際しても話し合いを持つこと自体が困難です。
でも、今後についての相談をしないことには前に進めませんよね、離婚したいという話が出ているのなら。
では、離婚するしないという話し合いをするためにはどうしたらいいのでしょうか?
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「話し合い」のとらえ方は男女で違う
話し合いましょう、と改めて言われるといくら夫婦でも、いくら離婚話が持ち上がっている時でもドキッとするものだと思います。
「きたきた!」と内心身構えるかもしれませんね。避けては通れない話し合いですが、なるべくスムースに進めるためにはどうしたいいでしょうか。
まず男女で「話し合い」についての認識が違うということを忘れてはなりません。
女性にとってはお互いを知るための必要な会話も、男性には無駄話にしか思えなかったりするもの。男性にしてみれば、要領よく用事・要件について話すことを会話ととらえている方が多い。
この違いを無視して話を進めないように気をつけることがまず大前提です。
話し合いのコツとは
落ち着いて冷静に、これが今の一番の課題かもしれません。
離婚について話し合うわけですからどうしても感情的になりがちです。
ただ、問題が大きいだけに、冷静に話せず一時の感情で決めてしまっていいような内容ではありません。
離婚を言い出されても夫婦双方が落ち着いて話せるなと思うまでは慌てて話をしなくていいのです。
片方が急かしたとしても、大事なことだから落ち着いて話せるようになるまで時間が欲しいというべきです。
そしていざ話し合いのテーブルについたら聞き上手に徹すること。
往々にして妻が自分の意見や見解を述べ、夫が聞き役になっていませんか?
これではいつもと変わらず夫の意見はわかりにくいままになってしまいます。
相手を非難せず、途中で口を挟まず、夫が自分の言葉で語ることをじっくり聞きましょう。
いつもと違う場所で話そう
夫婦の話し合いですから、家の中で話し合うことが今まではほとんどだったことでしょう。
今回も「離婚するのかしないのか」というとてもプライベートな話題なので、ご自宅で話そうと思う方がほとんどだと思います。もちろんそれが一番自然でもあるでしょう。
とはいえ、とても繊細な重要な話し合いになるものであり、お子さんの前でできる話というわけでもありません。
また感情的になって怒鳴ったり泣いたりしてしまっては冷静な話し合いは難しいものとなります。
そこで思い切って夫婦二人で出かけてみませんか。出かけた先で二人きりで話すのです。
例えば公園のベンチで、あるいは海を見ながら浜辺でと自然の中で話してみる。あるいは個室や半個室のあるカフェやレストランで話す、思い出の場所で話すのもいいでしょう。
感情的になりにくい緊張感のある中であれば、自宅とは違う視点の話し合いになります。
まして思い出の場所での話し合いとなれば楽しかったころの思い出話をしながらスムースに本題に入れるかもしれません。
いつもと違う環境で違う心理状態で話してみることをぜひ試してみてください。
メモ取りながら話そう
夫婦の話し合いで大げさなとお思いになるかもしれませんが、ややこしい話になる可能性もある議題です。
冷静に、話を整理しながら進めていくためにも大きな紙にお互い書き込みながら、あるいはパソコンやスマホで話し合いの内容をまとめ上げて後々共有する形でもいいと思います。
言葉の行き違いはないか、解決へ向けての手立てをどうとるのかなど、時には図解しながら整理しながら話してみましょう。
思いのほか冷静に建設的な話ができることでしょう。
まとめ
離婚をするのかしないのかという話し合いは決して楽しい話し合いとは言いにくいでしょう。
でも当事者である夫婦の間でまず話そうとするべきことです。
どうしても話し合いにならないとなったら、手紙やメールで、つまり文字で思いを伝える、第三者に同席してもらう、それでも話し合いにならない時には第三者経由で話をしていくことになります。
でも文字や、第三者経由で思いを伝えることは誤解を招く可能性が高い。
出来れば直接お互いの言葉でお互いの息遣いを感じながら話せることが理想です。
辛く苦しい話し合いになるかもしれません。聞き役に徹することは難しいことかもしれません。
でも、あなたの望む未来のために乗り越えていくことが当然の時間です。
どうか投げ出さず諦めず自暴自棄にならずにじっくり取り組んでみましょう。
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