世の中の夫婦にはいろいろな形があります。
亭主関白のご家庭もあれば、恐妻家のご家庭もある、つまり一概にどういう夫婦関係が理想だ、目指すべきだとはいえません。
ですが、会話がない、笑顔がない、コミュニケーションが足りない家庭というのはあまり望ましい状態ではない。
まさかとは思っても、沈んだ空気を漂わせている家庭環境の中で夫の方は離婚のカウントダウンを始めているかもしれません。
そう思わせるような冷たい態度の夫と接することは妻にもかなりの精神的ダメージを与えます。そんな状態が長く続くのはあまりいいこととは言えません。
夫の行動を観察することで、何を考えているのか夫の心理をある程度推測することができるので、当てはまることがないどうか、それに対してできることがないかどうかを考えてみましょう。
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離婚したい夫が取る行動
会話が減る・発言が少なくなる
夫婦関係が冷え込み始める最初のころの様子はというと、まず夫婦の会話が減るということが挙げられます。
これはお互いが忙しくて顔を合わせてゆっくり話す時間がないから自然と会話が減ることもあれば、何かをきっかけに意識的に会話を減らしている場合もあります。
時間がなくてもメールやライン、メモ書きなどでコミュニケーションを取ること自体は可能ですし、その方がお互い効率よくて助かるということもあるでしょう。
顔を合わせて話すことだけがすべてではありません。どのような形であっても夫婦のコミュニケーションが取れていれば、そう心配はいりません。
夫の態度として注意するべきなのは、自発的な発言、あなたや家族への語り掛けが減ってきていないかどうかという点に注意してみてください。
あなたやお子さんが話しかけたことへの返事をするかどうか、ということよりも夫が自ら話しかけているかどうか、ここが夫の心理を読み解く上でのカギになるのです。
家族と積極的にかかわる気持ちがない、というのは結婚生活の継続に対して前向きな気持ちでいないことの表れと見て取れるからです。
冷たくなる、シラケている
妻をまるで家具を見るような目で見たり、無視をしたり、いつでもシラケた態度でいるというのも妻に愛情を感じなくなっている可能性が大きいです。
たまたま機嫌が悪くてのことなのか、ずっと続く状況なのか。
夫の冷たくシラケた態度の原因を探りましょう。原因がわからなければ手の打ちようがないですからね。
言動が乱暴になる
妻への言葉や態度があからさまに乱暴になるのもいい兆候とは言えません。
特に妻の人格を否定するような物言いや暴力を振るうようになるなどと言うのは危機的状況です。
夫が何にイライラしてるのか、なぜ乱暴に振舞うのかの原因を考えてみましょう。
こういう状態の夫には直接聞くべきではありません。かえって事態が悪くなる可能性があります。
思い当たることがあればそこを改善するべきですし、思い当たることがなければ可能性として考えられるところの修正を醇にして様子を見ましょう。
案外好きなおかずを1品つけるだけで、妻に大事にされたと思って不満が解消するレベルのことかもしれません。
夫の態度に一喜一憂するのではなく、夫婦仲をコントロールする気構えでいましょう。
但し、浮気をしていて乱暴になっているとしたら、相手を別れてもらわないことには話を前に進めることができません。
もし浮気の可能性があるようでしたら、まずはその証拠集めから始めましょう。
帰宅時間が遅くなる
残業だと言いながら、以前よりご主人の帰宅時間が遅くなっていませんか?
これも本当にお仕事が忙しいのかもしれませんが、家庭に居場所がないと感じている、あるいは家庭にいたくない気持ちの表れである可能性があります。
仕事ではなく外で時間をつぶしている可能性も。お酒臭かったり香水くさいことが続くようだと危険信号です!仕事以外で遅くなっている可能性大ということですからね。
毎晩帰宅するまで待つのも体力的に大変だと思いますが、おかしい、怪しいと思うことがあるならば夫の行動パターンに目を光らせましょう。
休日出勤や残業が増える
これも、上の「帰宅が遅くなる」に書いたことと重なる部分がありますが、家にいる時間が極端に減ってきていると思ったら、夫婦関係に黄色い信号が点滅してると思った方がいいでしょう。
別れたいという思いがあるならば証拠固めを始める時期ですが、別れたくないと思っているのならば、どう夫の気持ちを家庭に、そして妻である自分に振り向けるかが課題となってきます。
状況の見極め、自分の気持ちの見極め次第で今後のあなたの行動も変わってきます。
ここは落ち着いて冷静な判断を下せるように致しましょう!
スマホをいつでも気にしている
トイレや脱衣所にまでスマホを持っていくようになったり、食事中もスマホの画面を気にしている素振りが見られたるようだと、これも浮気の可能性があり、よくない兆候です。
もちろん仕事の連絡を待っていることがあるかもしれませんので、状況の見極めは大事です。
ただこういう時の女の勘というのはあまり外れません。
怪しいと思ったら、浮気の証拠集めをした方がいいでしょう。しっぽがつかめないようならプロに頼むのも手です。
生活時間をずらしている
食事の時間や寝る時間など、いくら夫婦といえど、仕事や行事に合わせてずらさざるを得ないこともあるでしょう。
でも、生活時間をあえてずらしている様子があったり、きっかけがあったとしてもいつまでも生活時間がずれたままだったりというのもやはり危険信号。
あなたと一緒にいる時間を愛おしみ、大切だと思っていたらこうはなりません。夫の真意を探りたい側面です。
セックスレス
夫婦のコミュニケーションの最たるものであるセックスの回数が減っている、というのもそれぞれのご夫婦の事情があるにせよ、問題視すべき点です。
中にはあからさまに寝室を分けたいと言い出すご主人もいるかもしれません。
これも一人で寝たい、つまり妻に関心がない、外に女性がいるなどが背景にあると思われます。決していい兆候ではありません。
スキンシップがもたらすものは精神的な要素も非常に大きく、夫婦の信頼関係も強めます。言葉のやり取りだけがコミュニケーションではありませんものね。
相手の体調や生活時間、気持ちを思いやりながら二人だけの時間を持てているご夫婦には危機は無縁と言えるでしょう。
いきなりベッドを共にするのが気恥ずかしいくらいの状態ならば、肩に手を置く、外出時に手をつなぐ、腕を組むなど少しずつでいいのでスキンシップを増やしてみましょう。
ここで夫が体を引く仕草を見せるようだとかなりな危険度です。
そのバロメーターを確認するためにもあえて少し夫に仕掛けてみませんか?
参考記事:夫に女としての魅力がないからもう無理と言われたあなたにできること!
家族での外出を避けるようになる
土日などの休みの日、記念日、誕生日、年末年始など、今まで家族で過ごすのが当たり前だった時間を、いろいろな理由でご主人は避けるようになっていませんか?
これも夫が家庭に気持ちが向いていない可能性を表しています。
本当に仕事などの用事でダメなこともあるでしょうが、度々となるとちょっと怪しい。
本当の理由がほかにあるのかどうか見極める必要がありそうです。
妻の実家に出入りしなくなる
妻の実家というのも、気持ちが離れている夫からするともっとも行きたくない場所の一つと言えます。
気持ちが離れているどころか、離婚を考えているとなればなおさら、です。
これも本当に大事な用事がほかにあって同行しないのかどうか、背景を見極めるべきです。
お金を出し渋るようになる
家族で出かけるためのレジャー費や外食費などをケチりだしたら、夫の普段の言動に目を光らせましょう。
生活費などの必要経費をキチンを家庭に入れなくなったりしたらそれこそ要注意!
赤信号がともったと思っていいでしょう。
家庭よりもお金を使いたいところがある、あるいは家庭にお金を使いたくないという心理が働くということは、家庭よりも優先順位が高いものがあるとみなしてもいい状況。油断大敵です。
まとめ
離婚を具体的に切りだしてきていないご主人であっても、頭の中に「離婚」の二文字があるかもしれない状況の時の行動を見てきました。
お宅のご主人に当てはまるものがありましたか?
夫婦と言えど、もともとは他人、全てがテレパシーで伝わるわけもないので最低限の会話やスキンシップは必要なものです。
そこにさえ労力を割いていない現状があるとしたら?その現状がいずれどんな状況へと展開していくのか?それをただただ見ているだけなのか?
夫の行動の裏にある心理を考えて、状況の見極めをし、必要ならばあなたがいろいろと働きかけていきましょう。
あなたが離婚を望まないのなら決して応じないことです。
離婚届にサインをしてもいけませんし、できれば役所に「離婚届け不受理の申請」をしておいてもいいでしょう。
本妻はどんと構えているのが基本と言い聞かせて慌てず動じず対応するよう心がけましょう。
あなたの望む未来のために!応援しています。
参考記事:旦那から離婚宣告を切り出されたら?あなたが返すべき言葉はこれ!
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