喧嘩や口論のたびに「じゃあ、離婚するか?」という言葉がご主人の口から出ますか?
あるいは、あなたの方から離婚を切り出すこともありますか?
夫婦の間で「離婚」という言葉がタブーでない状態である現状、決して円満とは言えないですね。
喧嘩の時の決まり文句くらいに捉えていると、離婚が現実になる可能性大ですよ。
ちょっと口にしてみただけで離婚する気はない、というのであれば、妻であるあなたがいくつかのことを心がけて実践することで離婚は回避できます。
さあ、あなたは離婚してもいいと思っていますか?離婚は避けたいと思っていますか?
参考記事:旦那から離婚宣告を切り出されたら?あなたが返すべき言葉はこれ!
コンテンツ
離婚を口にする夫の心理
夫側が離婚を口にする場合、
- 本当に離婚したくて、離婚することを具体的に考えている場合
- 何の考えもなしに喧嘩の勢いで言ってしまった場合
- 妻に反省を促すためにあえて口論中に切り出す場合
の3パターンが考えられます。中には冗談で離婚をほのめかすラブラブなご夫妻もいるかと思いますが、それはかえって仲がいいからこそじゃれているだけですね。
この記事では主に②と③について見ていきましょう。
というのも、①の場合はまたアプローチの仕方が変わってくるから。
今回はあくまで本気で離婚をする気がないのにすぐ「離婚」を口にするご主人の対策を考えましょう。
なぜすぐ「離婚」を口にするのか
なぜ夫は離婚をすぐに口にするのか。
最初に答えを言いましょう、それはズバリ
「離婚」があなたに一番応える言葉だと思うから、です。
そう、「離婚」という言葉であなたに大きな精神的ダメージを与えることが目的なのです。
「離婚」を持ち出すことで、あなたが反省して謝ることで喧嘩を終わらられる、とか、離婚したくないはずだから今後同じ原因での喧嘩を妻は持ち出さなくなるだろうとの思いが背景にあるのです。
「離婚宣言」を言われ続けた妻が思うこと
確かに「離婚しよう」と夫に言われることは妻であるあなたに大きなショックをもたらします。
それが本気の発言であろうとなかろうと、本来軽はずみに口に出すべき言葉ではありません。
喧嘩のたびに口にしているだけだ、と思えるのであれば、「またそんなこと言って」と流すことができるかもしれません。
夫の方も「どうせ本気にはしないだろう」と、離婚する気はないのにあなたに謝ってほしいがために強い言葉、この場合は「離婚」という言葉を使っているのです。
でも、何度も何度も「離婚する」と言われ続けると、どうでしょう?
妻の方でも段々と「離婚」という言葉に驚かなくなり、これだけ合わない二人が一緒にいる必要はあるのかしら?と離婚へのハードルが低くなり、いつか「そうね、離婚しましょうか」と応じる日が来るかもしれません。
妻にしてみれば、何度も離婚を迫られたので、そろそろ応じたほうがいいかもしれないという心理です、が、夫にとっては受け入れると思っていない発言だったりするわけです。
男として前言撤回はしにくい、かといって妻が離婚に応じた形になっているところへ泣いてすがるわけにも行かない。
男の意地を張っているうちに、不本意ながら離婚する、ということにもなりかねないのです。
だから、離婚したいという気持ちがない時に軽はずみに「離婚」を口にするべきではないのです。
繰り返される言葉の言霊、妻への洗脳、ご主人が意識的であったかどうかはともかく、何度も「離婚」と口にしていたということは「離婚」へ向けて一歩ずつ進んでいたことになるのです。
夫に後悔している様子が見て取れたら
まさかあなたが承諾するとは思わずに夫が口にしていた「離婚」の二文字。
それが現実になりそうだとなると、俄然元気になるのはもともと夫が離婚したいと具体的に考えていた場合です。
あなたへのなかば脅しのつもりで、つまり謝らせたり喧嘩を終わらせるためだけに「離婚」を口にしていた夫は途端に元気がなくなります。
「しまった、どうしよう、本当は離婚したくない。」
そう思ったところで自分から切り出したことを謝るのも男の沽券に関わる、などといろいろに頭を悩ませているのです。
ですから、夫に焦りのような戸惑いのような様子が見てとれたら、一肌脱ぐつもりで、本当に私たち離婚した方がいいと思う?と話し合いのきっかけを作ってあげましょう。
状況によっては「やっぱり離婚したくないわ、あなたはどう?」と先に切り出すのも手です。
男はプライドがあって自分から歩み寄れないと勝手に思い込んでいるところのある、気難しい側面を持った生き物です。
ここはあなたが一段上に立って(女性の方が柔軟性がありますからね)、夫が話しやすい雰囲気に持っていきましょう。
夫は内心安堵しつつ、「仕方ないな、おまえがいやだというなら離婚だけは思いとどまってもいいぞ」、などと上からな発言をするかもしれません。
素直に喜べない辺りも可愛くはないですが(笑)、どうか意を汲んであげてください。
まとめ
本来、軽はずみに口にするべきではない「離婚」という二文字も、喧嘩や夫婦の心理的な駆け引きのなかで使われることは実はそう珍しいことではありません。
ただ、これがどこまで本気で言っているのか、相手はどう受け止めているのか、何度も言われた側はどう思うのか。
その辺の心理を無視して多用すべき言葉ではないということは肝に銘じておくべきです。
夫婦と言えど、どんな発言をしてもいい、相手を傷つけても構わない、ということにはなりません。
日々の小さな幸せがどれだけ幸せなことか、ついつい忘れがちな足元を大切に出来ることが、明日への活力であり、あなたの幸せです。
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