もしも夫から離婚を切り出されたら、あなたはいったいどうしますか?
それが何の前触れもなく突然のことであった場合には、それこそショックで気が動転して、悲しいのか怒りたいのか自分の感情がわからないほどの衝撃を受けることでしょう。
泣いてすがりますか?怒って家を飛び出しますか?
夫からの離婚の申し出に待ってましたと喜んで応じる妻はまずいません。
でも、実際には結婚したカップルの3組に1組が離婚している現代社会。
あなたが今まで全く自分の身に起きることとして考えたことがなかったかもしれない「離婚」が実はそう珍しいことではないのです。
とは言っても、あなたに何の非もなく納得がいかない離婚はするべきではありませんし、関係を修復できる可能性があるならば修復へ向けて頑張るべきかもしれません。
夫との離婚を望んでいないあなたは、関係修復の手段の一つと思える別居さえもすべきではありません。これは離婚回避の大鉄則と言えます。その理由を紐解いてみましょう。
参考記事:旦那から離婚宣告を切り出されたら?あなたが返すべき言葉はこれ!
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離婚したくないなら別居もしないで
夫は離婚をどの程度真剣に考えているのか
夫が離婚を切り出したからと言って、あなたが応じければ離婚は成立しません。切り出した夫のほうもその意思が100%固まっているのかというと、そうでもない場合があります。
妻の対応次第では離婚を撤回してもいいと考えている場合や、ただその場の勢いで離婚したいと口走ってしまった場合なども考えられるのです。
その程度の気持ちの夫に対して、あなたが過敏に反応してしまってはまとまる話もまとまらなくなる恐れがあります。
夫の気持ちがどの程度真剣なのか測れない時には、決して早まった発言などはしないこと。これは離婚回避の鉄則の1つです。
参考記事:夫との離婚を回避できました!ポイントは言葉の選び方だった!
離婚したいと思う原因はなにか?
夫がなぜ離婚話を二人の間に持ち出したのか?その原因を可能な限り探ることで離婚回避の策を練ることができます。原因として一般的に考えられるのは、
- 性格の不一致
- 価値観の相違
- 愛情がなくなった
- ほかに好きな人ができた
- 妻のことが嫌いになった
などが考えられます。排除できる原因であれば排除して、改善できる点は改善しましょう。
夫の協力が必要なものはその理由を話して二人で環境を整えられるといいですが、もし協力を仰げないときにはあなた一人であっても可能な限りの状況改善を試みてください。
それだけでも離婚問題が終息の方向へ向かう可能性があります。
離婚原因を取り除くこと、これが2つ目の鉄則です。
別居は冷却期間として必要なもの?
日々、あなたが離婚回避のための努力をしていても、離婚したい一心の夫の心を変えられないどころか、お互いの距離を取るためにという理由などで別居をしようと言い出すかもしれません。でも、ここは注意が必要!
夫としては、表面上は「距離を置きたいんだ」とか、「お互い冷静になる時間が必要だと思う」等ともっともらしい理由で別居を提案してきます。
そんな申し出を受けた妻は、確かにそういう手段も夫婦の関係性を見直すうえでいい方に作用するかもしれないとの期待を込めて別居に同意したくなるかもしれません。
が、ここはよほどの理由がない限り別居はしてはいけません。
なぜなら、実は夫としては”離婚の準備をするための別居”の可能性があるからです。
妻は復縁へ向けての一歩と思う別居も、夫にとっては離婚への第一歩。これは一体どういうことでしょう?
これは、”別居をした”ということは離婚事由に該当してしまう可能性があるから慎重に判断するべきなのです。
話し合いがこじれて万が一離婚裁判になった際に、別居していたという事実が婚姻を継続しがたい重大な事由とみなされる可能性があるのです。
つまり一旦別居をすれば、理由はどうあれ、最終的に離婚する可能性が非常に高くなるということ。
ただでさえ、別居してしまうと、夫婦の仲を修復する為に必要不可欠なコミュニケーションをとる機会が極端にに減ります。
実際に一度別居した多くの夫婦は、結局そのまま離婚に至るケースが多いのです。
どうしても冷却期間が欲しい、一人になって考えたいということであるならば、別居の期間・期限を最初にきちんと設けるべきです。
1か月なら1か月。その期間を過ぎたら、再び同居をしながら将来どうするかを話し合おう、という取り決めにしておかないと、別居からずるずると離婚への道をたどる可能性が非常に高まるのです。
以上のことから、あなたが夫と離婚したくないのなら、安易は別居は絶対に避けるべき。これが3つ目の鉄則です。
参考記事:別居したくない妻が実践する離婚も別居も回避する方法
まとめ
単身赴任などの理由などがない限り、例え離婚話を進めている夫婦であっても関係修復を他方が望んでいる場合は別居すべきではないということがお分かりいただけたかと思います。
仲睦まじい時と違って、今は一緒にいるのが苦痛に思える時期かもしれません。
夫の冷たい態度に心が折れて、いっそ別れてしまいたい、とりあえず別居したいと思うこともあるかもしれません。
それでも、離婚したくないという思いがあるならば別居を避けて今後のことを話し合う機会を持てるよう、努力してみることをお勧めします。
その時のあなたの心の支えになるものもご用意したいと思っています。
今はつらくとも、望んだ未来を手に入れるための行動をしていきましょう!
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